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巨大腎襄胞の猫

慢性腎不全で自宅で定期的に皮下輸液をしていただき、2年近く安定していた10歳の雌の雑種猫がここ1週間ほどで急に腹部が腫れてきたということで来院した。一般状態はあまり変化はなく、やや食欲が低下している程度だった。診させていただくと、確かに腹部全体が横に突出しているように見えた。レントゲンと超音波検査をしてみると、右側に大きな円形のマスがあり、それに押されて左側にほとんどの消化管が変位している。超音波検査でマスの内容は液体であることがわかったのと、その中には腎臓様の構造が見られた為、腎嚢胞と診断した。貯留していた液体を吸引したところ約1リットルの漏出液が採取できた。吸引後体が軽くなったせいか動きが良くなって退院した。 写真は:レントゲン写真と超音波検査の写真および吸引した液体                          

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