月別アーカイブ: 2015年5月

犬の膀胱内と尿道内に存在したシリカ(ケイ酸塩)結石

中年の雄の雑種犬が背側の皮膚に大きな腫瘤が出来たということで来院。FNA(針生検)による細胞診では肥満細胞腫という皮膚癌だった為、手術により切除をすることになった。ところが手術当日の術前のレントゲン写真で膀胱内に2つと陰 … 続きを読む

猫の腎臓のリンパ腫

6歳の日本猫が元気食欲低下、多飲多尿で来院した。血液検査では慢性腎不全があるだけだが、触診で右腎の肥大が触知され、超音波検査所見は内部構造の不整や形態の以上があったため、針生検を実施。細胞診では大型のリンパ芽球が多数見ら … 続きを読む

猫の腎周囲偽嚢胞の皮膜切除術

8歳の慢性腎不全のある日本猫が、当初腎嚢胞として留置針による嚢胞内の液体を吸引をして対処していたが、吸引までの時間が次第に短くなってきた為、根本的な治療とは言えないが、腎周囲の皮膜を切除することで、中期的なコントロールが … 続きを読む