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猫の尿管結石に対するSUBシステム手術

5歳令、去勢済みの男の子です。他院にて尿管結石の手術治療を4ヶ月前に実施したものの、手術の際に設置したチューブ(尿管ステント)の閉塞を繰り返していたため、再手術を目的に、当院に紹介来院されました。術前検査において、右側の腎臓の機能が乏しいことが超音波検査から分かり(写真1)、すでに二回手術を行っている左側の腎臓にも、腎臓の内腔(腎盂)の拡張所見がみられました(写真2)。そこで、このままでは尿を排泄することができず、腎臓の機能不全に陥る事が予想されたため、腎臓と膀胱の間を特殊なチューブでつなぐバイパス手術(SUBシステム手術)を行うことになりました。この手術方法はアメリカで開発された比較的新しい手術方法ですが、猫や犬の尿管閉塞の治療において、尿管ステント手術と比べ閉塞する事が少なく、優れた治療方法です。当院では主に、猫や犬の尿管結石の治療に、この手術方法を選択しています。 (写真1と2) 以下が術後の写真になります。バイパス手術(SUBシステム手術)

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