口唇の悪性黒色腫と皮膚の黒色腫

どちらも10歳を超えたミニチュア・シュナウザーとポメラニアンでしたが、同じような黒い色素を伴った腫瘤でした。切除バイオプシーの結果はポメラニアンの口唇部の黒い腫瘤(写真②)が悪性黒色腫(メラノーマ)で、臨床的悪性度が極めて高く、周辺への浸潤性が強いのと、転移性も高いので、今後の再発などに充分な注意が必要になる。シュナウザーの前肢の皮膚にできていた黒い腫瘤(写真①)は皮膚黒色腫でした。良性の腫瘍なので、周辺2cm近くのマージンを取って完全切除したため、局所再発や遠隔転移はない。

写真①      写真②

 

 

 

 

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