皮下の異物による慢性化膿性炎症

高齢のビーグルが1ヶ月以上に渡って、皮膚炎があると言うことで来院した。実際は毛で隠れていて分かりづらかったが、痂皮が数ヶ所ありその下は硬いしこりになっていた。血様の漿液が漏れているところもあり、慢性炎症の病巣だった。経過が長いため、手術による病変部の摘出をすることになり、硬結している部分全体を摘出したところ、病巣内中央に硬い異物が存在した。この異物は1cm5mm位の骨片のようなもので非常に硬いものだった。大きなしこりになった原因は異物が皮膚に刺さったことによる慢性の細菌感染による炎症が原因だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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