重度の黄疸を伴った劇性肝炎

   
   

黄疸の進行した典型的な症状(上の写真)は皮膚の露出しているところは全て黄色くなっている。またあらゆる可視粘膜(口腔粘膜・歯肉・結膜など) も黄色くなる。尿の色も黄色からオレンジ色を呈する。肝炎の症状は元気・食欲廃絶、嘔吐、多飲多尿、軟便などですが、進行した状態でない限り、あまりはっきりした症状がありません。ただ感染性の肝炎であれば発熱があるかもしれません。この子は胆管閉塞を伴った重度の胆管肝炎でしたので、肝酵素のALTやAST、ALPは正常値より一桁多い高値になっていました。肝臓の病気は”沈黙の臓器”といわれているように、よほど進行してこないと症状がでません。そのため定期的な健康診断をしておけば、このようになる前に病気が早めに発見できて、早めの対処ができたと思います。

 

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