中医学セミナーに出席

8月7日(日)東京で鄒大同先生によるペット中医学勉強会が開催された。中医学では悪性腫瘍を「癌毒」と表現し、臓腑機能失調、気血鬱滞の上に、体内外の複数の素因によって発生した一種の特異な病的因子とする概念だ。治療の主体は「扶正解毒」の中草薬でチャガや霊芝、黄精、ヨクイニンなどになるが、シベリア霊芝での広島大のデータで腫瘍細胞(子宮癌細胞、固形癌細胞、白血病細胞、メラノーマ細胞など)の明らかな抑制効果が示されていた。また田七人参の活血止痛・止血の効果も大切なものだ。今後は腫瘍の治療に、副作用のほとんどない治療として、もう一つ漢方による治療も加えていくつもりだ。