泌尿器病学国際セミナーに参加して

19日から21日の3日間、ニューヨークのアニマルメディカルセンターで腎臓病および血液透析部門のヘッドをしているキャサリン・ラングストン先生の泌尿器病学のセミナーを聴いてきた。今回の講義内容は我々が日常の診療で、毎日のように遭遇する慢性腎臓病の内科的管理や食事療法、急性腎障害治療とモニタリング、さらには腎疾患に良く見られる高血圧の治療、蛋白喪失性腎症の高度な診断法と治療法、上部尿路結石の診断治療、輸液療法の管理とモニタリング等々の内容で、これらに使用する薬剤の新しい方法や診断治療のちょっとしたコツなど、世界一とも言われるニューヨークの大病院の経験豊富な専門医のお話は大変参考になった。