東洋獣医学と自然療法
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葉山どうぶつ病院の中獣医学療法とその他の自然療法

伝統中医学療法を動物に応用した安全・安心な治療、中獣医学療法

葉山どうぶつ病院
院長 金子 英生当院では基本的には西洋医学を主体とした専門性の高い獣医療を実施しております。
しかし、現代獣医療(西洋医学)をしても充分治せない疾患、あるいは限界となってしまう疾患があります。そういった疾患を持った動物に何かしてあげられる治療がないでしょうかと飼い主の方から質問をお受けすることがあります。

そのようなご要望にお応えさせていただくためにも、当院では10年以上前から東洋医学(中医学療法である中草薬による治療や鍼灸療法など)を取り入れております。さらに代替療法として、ヨーロッパ、特にドイツを中心に発展してきたホモトキシコロジーやその他の自然療法も実施しております。ですから色々な難治性疾患や慢性疾患、老齢疾患、さらにターミナルケアーなどにも応用することで満足のいく効果が期待されます。

中獣医学療法(伝統中医学療法を応用した安全・安心な治療)

  • ● 漢方薬(中草薬・中成草)を用いた治療
  • ● 鍼灸療法(HeNeレーザー療法、TDP温熱療法の併用)
  • ● ホモトキシコロジー(近代医学に代替補完療法としてホメオパシーを応用したもの)
  • ● アロマセラピー、各種天然物質・植物・生花剤などを原料としたサプリメントの活用

漢方薬(中草薬・中成草)を用いた治療

効果が明確で且つ安全な漢方薬や中草薬あるいはハーブを応用し、心臓病や泌尿器疾患、神経疾患(てんかん様発作など)、アレルギー性皮膚炎、老年動物の免疫強化、その他の疾患の代替療法として実施しています。

漢方薬(中成薬・中草薬)の効能

  • 1.老齢動物のケア、慢性疾患のコントロール
  • (例) 関節炎・椎間板ヘルニア・膿皮症・アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎・悪性腫瘍・胆泥症・慢性下痢・尿石症・てんかん・夜鳴き・ストレスetc.
  • 2.西洋医学による治療の補助あるいは代替療法
  • 3.手術前後のケア
鍼灸療法の効能

鍼灸療法(HeNeレーザー療法、TDP温熱療法の併用)

鍼灸療法の効能

  • 1.慢性疾患の免疫亢進、消炎効果
  • (例) 老齢動物・アンチエイジング・アレルギー性皮膚炎・舐性肉芽腫・神経性皮膚炎など
  • 2.椎間板ヘルニア・関節炎・神経疾患などの消炎鎮痛効果
  • 3.血管拡張作用により、血液循環が改善し、細胞・臓器を活性化
  • (例) 老年性前庭障害・神経麻痺・てんかん発作・変性性脊髄症・顔面神経麻痺など
  • 4.中枢神経系―体内臓反射を介した作用、心肺機能に良い影響
  • (例) 慢性嘔吐・下痢・炎症性腸疾患・巨大食道症・猫の便秘や巨大結腸症・上部気道感染、気管支炎・鼻炎 など
  • 5.難治性疾患の症状緩和
  • (例) 進行がん・末期がん・重度アトピー性皮膚炎etc.
鍼灸療法の効能

〜鍼灸療法の最も多い応用例〜

鍼灸療法の最も多い応用例

椎間板ヘルニアの手術ができない、または希望されない飼主様のために、鍼灸療法を実施しております。
もちろん(ヘリウムネオン・半導体)レーザー治療や特殊電磁波温熱療法、さらに中草薬も応用した多角的集中治療も実施しております。

また、老齢性の変形性関節炎やリウマチ性関節炎、またある種の神経疾患にも応用しています。
いずれも痛みや炎症のコントロールに素晴らしい効果があります。

ホモトキシコロジー(自然療法)

ホモトキシコロジーとは一言で説明すると「毒素が人や動物に与える作用を研究する学問」です。 そしてドイツ人医師Dr.Reckewegが生みだした抗ホモトキシン医学の科学的概念です。通常の西洋医学は患者の症状のみに基づいて治療が行われていますが、ホモトキシコロジーは「疾病進行表」による疾病のタイプの変化に応じて、正確な治療と適切な薬剤選択の方向性を決定するという「terrain of the patient(患者の生体環境)」の概念に基づいた自然療法の1つです。

ホモトキシコロジーはホメオパシーを応用したもので、治療の三本柱があり、使用される抗ホモトキシン薬に含有される有効成分はミクロもしくはナノ用量であるため毒性がなく、副作用もほとんどなく、他剤との相互作用もないため、安全かつ効果的なので、「優しい代替療法」に分類されます。

従って単独治療はもちろん、今迄の西洋医学の治療に加えて応用することも全く問題ありません。

この治療の最大の目的と効果は患者さんのQOLをより良い状態で維持できることです。

ホモトキシコロジー(自然療法)1

ホモトキシコロジー(自然療法)2
治療の三本柱

オゾン療法

オゾン発生装置

オゾン療法は下の写真のオゾン発生装置を使用する。
小動物に対するオゾン療法は、メインが注腸法というお尻から細いチューブを介してオゾンガスを注入する方法なので、動物に対して全く痛みやストレスがないのが特徴です。
動物のQOLを高め、アンチエイジングの効果もある。

オゾン療法の推奨される疾患

皮膚疾患・各種老齢性疾患・腫瘍・耳疾患・疼痛を伴う運動機能疾患・各種感染症・アレルギー疾患・自己免疫疾患など

オゾンの作用機序

1. 赤血球代謝の活性化と酸素供給の改善
2. 免疫細胞の活性化、インターフェロンやインターロイキンといったサイトカインの放出
3. 生体の抗酸化物質やラジカルスカベンジャーの活性化
4. 抗炎症作用(COX2発現の阻害作用)
5. 血小板凝集阻害作用
6. 神経内分泌の活性化

その他の自然療法やサプリメントの応用

自然のものだけを用いたサプリメントや様々なホリスティック療法も行なっています。待合室には本格的なアロマセラピーを用い、動物にも飼い主の皆様にもリラックスしていただける様、ほのかな香りのサービスもさせていただいております。

その他の自然療法1その他の自然療法2