投稿者「葉山どうぶつ病院」のアーカイブ

若齢の雑種犬の腸重積

2歳の雑種犬が慢性の下痢の後、食欲廃絶、嘔吐があったため、検査をしたところ、エコー検査で典型的な小腸の重積を示唆する画像が認められた。手術により修復して元の状態に戻したところ、あまり時間が経っていなかったので腸管の色も悪 … 続きを読む

猫の血球貪食性組織球肉腫

7歳の雄の日本猫が1週間くらい前から食欲がなく、嘔吐があるという事で他院にて受診し内服薬で治療を受けたが、芳しくなかったため当院に転院。来院時は食欲元気なく、嘔吐、発熱があった。血液検査で、ヘマトクリット12.6%(再生 … 続きを読む

犬の爪下上皮の角化棘細胞腫

15歳のミニチュアダックスが後肢の跛行で来院。第3指全体と爪床部の腫大があり、X線検査をしたところ、爪床と指骨遠位の骨融解像が見られた。このままでは悪化し、歩けなくなるだけでなく、悪性腫瘍であれば肺やその他の臓器に転移し … 続きを読む

悪性高熱症(Malignant Hyperthermia)を疑った犬の1例

4歳の雄のゴールデンレトリーバーが急性の膿皮症で来院し、外用処置をしようとしたところ、どうしても嫌がって抵抗するので、飼い主の同意を得て鎮静麻酔をして処置することになった。ミタゾラムとブトルファノールの投与とプロポフォー … 続きを読む

猫の鼻咽頭ポリープ

2歳の日本猫が半年前から風邪の症状があって、点鼻薬と抗生剤の内服等で治療を受けていたが、ほとんど改善せず、1か月ほど前から呼吸が苦しそうになり、食べたものを嘔吐するようになった。またぐったりしてきたため、1週間入院点滴の … 続きを読む

フクロモモンガの去勢手術

フクロモモンガを複数飼育していらしたお宅で、2匹の雄を去勢手術を希望されたので実施した。この種類の動物の去勢は手術自体は眼科器具を使用しての繊細な手術というだけで、特に難しいことはありません。むしろ術後の術創の保護、防護 … 続きを読む

犬の脾臓の線維組織球性結節

15歳のトイプードル避妊雌が慢性腎不全に罹患していた為、精密検査を実施し、その際のX線検査とエコー検査により、脾臓のマスが見つかった。飼い主の方とご相談の上、腫瘤ごと脾臓摘出を実施することになった。腎機能を損なわないよう … 続きを読む

老齢の雑種犬の脾臓捻転

主訴:昨日より急に元気食欲がなくなり、ぐったりしている。現症:腹部は腫大し、心拍数が増加しており動かない。血液検査:Ht16.8%、WBC49920と高く、特に好中球・単球・好酸球が増加していた。肝パネル・腎パネル共に正 … 続きを読む

犬の脾臓のマージナルゾーンリンパ腫

13歳のシーズーが中手骨を骨折し、手術をすることになったが、術前検査の     X線検査で中腹部のマスが見つかり、エコー検査で脾臓のマスであることが分    かった。飼い主の方との相談の結果、脾臓の全摘手術により、病理組 … 続きを読む

老猫の皮膚に発生した多中心性表皮内扁平上皮癌(ボーエン病・ボーエン様表皮内癌)

かなり老齢の日本猫が慢性の皮膚炎があり、舐め壊してただれているということで、抗生物質等で治療していたが、一向に良くならないので、思い切って皮膚バイオプシーによる診断をすることになった。病変部は両前肢の手掌部とその外側また … 続きを読む