サイ・イエングアン リサイタル

5日(日)の午後、ある方からのご招待で中国人のサイ・イエングアンというソプラノ歌手の方のリサイタルに行ってきた。アイルランド民謡のロンドンデリーの歌、ユー・レイズ・ミー・アップ、に始まり、童謡の夕焼け小焼け、赤とんぼ、落葉松など心に染み入る秋の歌、そしてなじみのあるアヴェ・マリアこれは私の好きなカッチーニのものだった。その他にもやはりオペラといえば蝶々夫人のある晴れた日、そしてトスカ、ラ・ワリー、ルサルカ、運命の力など、だれもがどこかで聞いたことがあるような歌曲ばかりで、結構楽しめた。アンコールでいつも歌われる小鳥のさえずりでしたか?コロラトゥーラ・ソプラノの極めつけの歌で感動しました。久しぶりのコンサートでしたが、綺麗な歌声を聴いてリフレッシュできました。

日本臨床獣医学フォーラムに出席して

東京のホテルニューオータニで26日から28日までの3日間、朝9時から夜の9時まで14の会場で同時にセミナーが開催された。獣医師、動物看護師、のみならず市民対象のプログラムもあり、いつもながらの大盛況であった。私は今回、腫瘍外科と腫瘍学、循環器特に猫の心筋症、画像診断特に内視鏡を利用した外科手術、軟部外科等を主体に聴講してきたが、やはり得るものがたくさんあり、充実した3日間を過ごせた。

秋を感じる毬栗

いつもの散歩道で見つけた毬栗、周りにはすでに沢山の栗が落ちていた。いよいよ秋の訪れですね。

オルセー美術館展を楽しむ!

国立新美術館で開催されているオルセー美術館展に行ってきた。私の好きなモネの他、マネ・ミレー・ドガ・ルノワール・セザンヌ等々印象派が誕生した時代の画家達の名画が一堂に集まった素晴らしい美術展でした。午後から出かけ、館内では音声ガイドを聞きながら2時間近く絵画を見て廻り、一通り観た後はゆったりとカフェで紅茶を頂きながら、ショップで手に入れたオルセー美術館コレクションの本を開いて、もう一度作品を見直してみたり、非日常の優雅な時間が過ごせました。下はチケットや案内書、オルセー美術館コレクションの本の表紙をスキャンしたものです。

スーパームーン

8日の十五夜は生憎の雨で見られなかった満月が9日は鮮やかに見ることが出来た。自宅ベランダから撮ったスーパームーンと十五夜のお供えを載せました。

NAHA(日本動物病院会)の口腔学国際セミナー

9月5日~7日の3日間、Dr.Harvey の口腔学国際セミナーが開催された。Harvey先生は10数年前日本に来た時以来なので、とても懐かしい感じがした。元々この先生は外科出身ですので、歯科および口腔外科がご専門ということで、とても面白い内容だった。動物の歯内療法の難しさ、口腔疾患の抗生剤の使用、口鼻瘻・口蓋欠損の外科、不正咬合の矯正、猫の口内炎の管理と治療など新しい内容も習得できた。

動物シニア相談会開催

本日8月31日(日)、当院にて動物のシニア相談会を開催しました。初めての試みでしたが、以外に相談会の希望者多く、少人数での座談会形式で実施したかったので、10人までとさせて頂きましたが、結局11月開催の分まで埋まってしまうという大盛況の状態でした。本日は10名の参加者を対象に質問を受けましたが、まずは一般的な老齢動物の老化についての説明をさせていただきました。老化の定義から始まり、老化のサインとその症状の一つ一つについての注意点、認知症による行動変化などについてのお話を致しました。その後前もってファックスなどで質問を頂いていた内容について一人づつお答えいたしました。質問内容は夜鳴きについてや他人や他犬に吠え付く、尿のお漏らし、食事についてなどが多かったのですが、意外に単純な問題行動ではなく、内科的、整形外科的な疾患、泌尿器疾患あるいは眼科疾患などが原因していたことがあったりで、単純な痴呆(認知症)ではないものが多かった。

原則として毎月1回、月の最終日曜日にこのシニア相談会を実施していきますので、ご希望の方は当院にご連絡下さい。

会場風景の写真ですが、皆さんの掲載のご承諾を得ていなかったので、私と佐久本先生だけが移っているものを出させて頂きました。

膵臓疾患に特化した国際セミナーに3日間出席

8月22日から3日間のJAHA国際セミナーに出席してきた。講師はドイツのGiessen大学の教授でDr.Reto Neigerで、膵臓の解剖学・発生学・生理学から始まり、膵外分泌不全の診断、治療、予後までの解説と、膵炎の診断治療、膵臓腫瘍(インスリノーマ・グルカノーマ・ガストリノーマetc)、犬猫の糖尿病、糖尿病性ケトアシドーシス,インスリノーマを含む低血糖症、膵臓疾患患者の栄養管理等についてかなり詳細な内容のセミナーだった。特に糖尿病のモニタリングや糖尿病性ケトアシドーシスの治療のコツ、更に猫のインスリン抵抗性の糖尿病の30%あるいはそれ以上に末端肥大症が存在するので、ホルモン検査やMRIの検査により、確認する必要があることなど興味あるものだった。インスリノーマの診断治療やステージングと治療後の予後の違いなども面白かった。最後のセッションの膵臓疾患と栄養管理については肥満がかなりのリスクファクターになるということで、改めて自宅の犬達のダイエットに本腰を入れなければならないことを実感した次第です。

 

バーベキューパーティー

お盆休みにスタッフの毎年恒例のバーベキューパーティーを横須賀のしおさい公園で行った。先発隊の若手数人が先に材料の買出しとテントの準備などのため早めに病院を出発。その後残って入院動物のお世話と治療を行ない、結局10:40位の出発となった。現地に着いてみるとすべて準備は整っており、丁度お肉を焼きだしたところだったので、ジャストタイミングだったようです。シャンパンで乾杯に始まり、各種焼肉やソーセージ、魚介類まで素材も良く、スタッフ全員がバーベキューを充分堪能できました。おしゃべりしながらビールやワインを楽しむ人もいれば、風通しの良いテントで昼寝をする人もいて、のんびりとした時間が過ごせました。私は岸壁で久しぶりの投げ釣りを1~2時間楽しみました。準備をしてくれたスタッフ、暑い中を汗を拭き拭きバーベキューを調理してくれたスタッフ、皆んなありがとう。お陰で楽しい一日が過ごせました。

スタッフの集合写真

アサヒビールの工場見学とビール園でのバーべキュー大会

8月3日(日)は神奈川県獣医師会の親睦会で神奈川県南足柄市にある緑溢れる広大な敷地にありますアサヒビールの工場見学とアサヒビール園でのバーべキュー(足柄牛肉食べ放題)パーティーがありました。工場見学は簡単なアサヒビール工場の映画による説明があり、その後ビール造りの原料の厳選から、製麦・仕込み・発酵熟成・ろ過・パッケージングまでを実際に稼動している工場内をガラス越しに、案内人の説明を聞きながらの見学をしました。一通りの見学が終わると丁度のどが渇いてきた頃に、ビールの試飲がありました。スーパードライとクリアアサヒ、プレミアムビールの3種類を3杯まで試飲できるということで、ほとんどの皆さんが3種類は飲んでいたようです。次に場所を移してのバーベキューパーティーとなり、家族連れの方やカップルの方や各獣医師会の先生方も和気藹々に楽しんでいらっしゃいました。

アサヒビール工場の施設全景

航空写真によるビール工場の全景