猫の甲状腺癌

 

 猫の甲状腺の腫瘤ほとんどが腺種様過形成や腺腫といわれる良性のものですが、腺癌は全体の1~3%と言われており、猫では非常に珍しいタイプです。以前より甲状腺機能の亢進があり、(T4:26.4)肝臓の酵素も高値でした。最近になって腫瘤の大きさが増大してきたため、手術による摘出となった。下のエコー検査の写真2枚は腫瘤内の液体貯留と周辺の血管の分布をカラーで示している。   

 

   
下は術中の写真と摘出した腫瘤(病理組織検査結果は甲状腺癌)  

 

 

   

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