6歳のゴールデンレトリーバーの術前検査

  

上は胃のクローズアップレントゲン写真ですが、胃の中央に円形の異物が見られる。

 

 
  

胃切開をしている写真ですが、胃の内部に黒っぽい円形の異物が顔を見せている。

 
  

これが摘出した6cm大の円形のボール、中身は充実性がある。

歯科処置と避妊手術をする予定で術前検査をしたゴールデンレトリーバーのレントゲン写真で、異物が見つかり、急遽、胃切開による異物摘出を同時に行なった症例ですが、飼い主の方はいつどこで飲み込んだのか分からないとのこと。しかも何の症状も無かったということです。この犬種は異物の誤飲が多い犬種ですが、術前の健康チェックで発覚した訳ですから、いかに術前検査の中にレントゲン検査を含めた検査が必要かが、この例でお分かりかと思います。

 
   

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