JAHA国際セミナー「皮膚病学」の3日間に出席

ミシガン州立大学の教授であり、アレルギー・皮膚科・耳鼻科クリニックの専門医としても活躍しているDr.Bloomの3日間のセミナーに出席してきた。           先生から犬のアトピー性皮膚炎はアレルギーではないという新しい概念が紹介された。季節関連性環境由来アレルゲン誘発性アトピー性皮膚炎や季節非関連性環境由来アレルゲン誘発性アトピー性皮膚炎、そして皮膚食物有害反応によって惹起されるアトピー性皮膚炎といった基にある疾患によりアトピー性皮膚炎が起るということだ。従って体系的な診断治療のアプローチ法といったものが、とても大切なことが再認識された。また新しいアレルギー治療薬にオクラシチニブというものがあり、副作用も最小限で短時間でかなりの効果が期待できる素晴らしいお薬だ。まだ海外でもすぐに手に入らないということだが、早く使えるようにしたいと考えている。