3日間の「行動学」国際セミナー

9月16日から18日の3日間、NAHAの「行動学」国際セミナーに出席した。アメリカではとても有名な行動学者で、メディアにもかなり知られており、犬猫に限らず動物園動物などあらゆる野生動物の行動学にも詳しい先生でした。Dr.Vint Virgaという方で、実際の症例を豊富な動画や写真で示していただき、わかりやすい内容でした。原発性の行動障害により二次的に皮膚病を起こすものや、加齢とともに起こる行動障害、患者の環境が看護にどのように影響するかといったこと、更には精神薬理学の最新情報、そして最後の猫症例「シャーッ」という、噛む、引っ掻く、爪を出す、攻撃的な猫をどのように扱うか?という内容で、どれも興味深く役に立つものだった。