湘南臨床研究会「骨や関節の画像診断」「運動器疾患の手術以外の治療法」に出席(金子・安・中山)

7/18 (木) 20:00~22:30 日本大学の獣医整形外科担当の枝村一弥先生の講義に出席。

 

今回は運動器疾患の診断のポイント、治療法を学んだ。

 

疾患によっては一方向からのレントゲン撮影では異常が認められないこともあることから、その際の撮影のポイントなどを学んだ。最近では運動器疾患の診断に超音波検査が用いられるようになってきている。例えば前十字靭帯断裂において、レントゲンでは確認されない断裂像が抽出できるなど日々の臨床に活かせることばかりであった。

 

また、12歳以上の猫ではなんと90%に関節症が存在している。

「爪が伸びている」、「ジャンプをしなくなった」、「グルーミングの頻度が減った」など早期発見・早期診断に役立つチェックリストは猫の飼い主様にも普及していきたいと思う。

 

整形外科疾患で手術以外の選択肢では、どのように管理していくかなどの講義も受け、できることがたくさんあることを学んだ。(中山)