湘南臨床研究会で当院の中山獣医師が膀胱の移行上皮癌の症例を発表

4月15日20:00~22:30湘南臨床研究会の勉強会があり、当院から3名が参加した。当院の中山獣医師が犬の膀胱移行上皮癌の症例を発表。尿沈渣の細胞診により、核の悪性所見が5つ以上、細胞形態などの異常もあり、移行上皮癌と診断したが、万一細胞診で十分な悪性所見が得られない場合にBRAF遺伝子変異検査を行なった場合の有用性について質問した。石田卓夫先生の回答はこの検査におけるエビデンスはまだ十分なものではないので、過信してはいけないとのこと。従って今のところは参考や裏付けとして使用するものと理解すれば良いのではないかと思われた。