海外で活躍する当院のOB

毎年お正月に楽しみにしているのですが、当院で十数年前まで勤務獣医師として働いていた(旧性:太田)珠里先生と鈴木先生から、それぞれグリーティングレターとメールが届きました。二人共現在アメリカに在住しており、珠里先生はMidwest Veterinary Referral Center という動物の専門医病院で眼科専門医として臨床家として活躍していますし、鈴木先生はオレゴン州立大学の大学院で海鳥の調査研究をしており、3年ぶりに日本でお正月を過ごし、3日から山階鳥類研究所が行っているアホウドリ保全プロジェクトのお手伝いで、2週間半ほど小笠原諸島に行ってくるそうです。お二人とも当院で数年間 勤務してからアメリカに渡り、珠里先生は大学病院のレジデントをしてから眼科専門医の資格を取り、専門医として勤務しています。また鈴木先生は元々エキゾチックアニマルの中でも鳥類が好きで、あちらの大学院に入って鳥類の研究を続け、これからは日本とアメリカの2国間を行き来する海鳥の 保全の仕事をしたいそうです。現在二人ともご自分の好きな道を進まれ、充実した毎日を過ごしておられるようですが、ここまで来られるのには相当な努力があったのではないかとお察しています。これからも更なる夢を持ち続け健康でお幸せになられるようお祈りするばかりです。