ホームページのリニューアル準備の為しばらくお休みしていました(8月分)

8月3日(木):中医学セミナーが東京のイスクラ産業本社にて開催された。内容は中医学における脈診についての講義と実習(人の脈診を出席者と楊先生の腕で検証した)でした。                                    8月5日(土):葉山マリーナのサマーフェスタに葉山ロータリークラブの継続プログラム「NEXT」という次の世代に向けた子供たちの為の活動をしようと、震災後の福島の復興支援を含んだいわき移動水族館をサマーフェスタ会場にお呼びし、会場に訪れたお子様を含めた皆様に直接海の生き物に触れることができるユニークな催しがとても好評だった。                                   8月6日(日):第5回グリーフケアセミナーを院内でお願いした。ペットと人に結ばれた絆を断ち切らない動物医療を目指すため、今回はペットのグリーフケアについてのお話でたいへん興味ある内容だった。                       8月23日(水):葉山ロータリークラブが交換留学生(ブラジルの中学生)を預かることになったが、本日日本に到着するルイーザさんを羽田まで皆で出迎えに行くことになった。その時の写真とその後に他クラブに来た他の留学生同士が集まったときの写真と当クラブの顧問である山梨崇仁葉山町長を表敬訪問した時の写真。

ホームページのリニューアル準備の為しばらくお休みしていました(7月分)

7月1日(土)・2日(日):日本獣医がん学会が東京コンベンションホールで開催された。今回はシンポジウムが私にとってとても参考になった。内容は犬と猫の消化器型リンパ腫について、しかもLow gradeからHigh grade のものまで、つまり小細胞性リンパ腫や大顆粒球性リンパ腫などの症候、診断、治療までの全般について各専門の先生方の説明があったので、それぞれの診断治療が大変役に立った。                7月7日(金)~9日(日):大阪の3日間の西日本獣医学フォーラム(WJVF)に出席してきた。国際猫医学協会のゴールド認定を取得している当院では、常によりよい猫の診療を目指し、常に猫医学の最新の情報を取り入れています。今回のフォーラムでは猫医学全般(内科・皮膚科・消化器・糖尿病・神経病・心臓病など)を勉強してきた。   7月17日(日):飼い主向けセミナーを葉山港管理事務所の多目的ホールでの開催となった。講師はロイヤルカナンジャポンの獣医師・阿部理香先生に季節柄、「熱中症と夏に気を付けたい病気」と題して講演をお願いした。26名の参加者が集まり、とても分かりやすい講義でいつも楽しく聞かせて頂いておりますというアンケートが多かった。 7月22日(土)・23日(日):JAHA国際セミナーと言っても海外の講師ではなく、アメリカで獣医神経病専門医の資格を取得し、埼玉動物医療センターに勤務している金園晨一先生の神経病のセミナーに出席した。実際の動画をまじえての講義だったのでとても勉強になった。                                 7月27日(木):NPO法人動物医療助成基金(GPUA=Gift Project for Unhappy  Animal)の現在一番力を入れている活動が「高齢者のペット飼育を可能にする活動」ですが、今回は動物介護施設(老犬ホーム)を併設している横浜市内にあるDOGPARTNERS(ドッグパートナーズ)とWANCOTT(ワンコット)の施設見学に行って、施設長や担当者にお話を聞いてきた。どちらも特徴があり、清潔感があって施設としては申し分ないものだった。                          7月30日(日):東京コンベンションホールにて日本猫医学会(猫の集会)の勉強会に出席してきた。猫の糖尿病の診断治療・糖尿病ケトアシドーシスの管理・先端巨大症の診断と外科治療・猫のクッシング症候群等のセミナーだったが個々の疾患について頭の整理がついた。

ホームページのリニューアル準備の為しばらくお休みしていました(6月分)

6月13日(火):おもちゃ博物館やなんでも鑑定団でおなじみの北原照久様の佐島のお宅で開催された横浜ロータリークラブのテーブルミーティングに訪問させて頂いた。他クラブの方も数人いらしていたが、横浜ロータリークラブの十数人の中で北原さんは当院にいらしたことがありましたし、以前飼っていたワンちゃんが当院にかかっていたとか、長女の鎌倉の習い事で一緒だった方など、意外に知り合いの方がいらして、懐かしいお話などができて、とても楽しいパーティーでした。                 6月18日(日):第4回グリーフケアセミナーが開催された。今回も人と動物に対してのグリーフを理解できる病院(スタッフ全員)であるためにじっくり勉強をした。                   6月21日(水):葉山ロータリークラブの社会奉仕活動として、朝から葉山中学の学生さん達に心肺蘇生を体験してもらった。葉山ハートセンターのスタッフの方々にもご協力をいただき、意外に難しそうなイメージだったのがやってみるとそれほどでもなかったと言う学生の意見が多かった。将来何かの役に立ってほしいと願って昼頃終了した。 6月29日(木):4人の獣医師で立ち上げたボランティア活動NPO法人動物医療助成基金のGPUA(Gift Project for Unhappy Animal)の活動の1つ「高齢者のペット飼育を可能にする活動」の一環として我々獣医師が設立したNPO法人が推奨する施設を現在検討しているが、その1つ老犬介護施設(平塚市のオレンジライフ湘南)を訪問し、施設長さんにお会いしてお話を伺い、見学もしてきた。

ホームページのリニューアル準備の為しばらくお休みしていました(5月分)

ホームページのリニューアル準備の為、しばらく院長コラムを休んでいました。この間に色々なニュースがありました。その内容を簡単にご紹介します。            5月11日(木):スタッフ皆で横浜海の公園でバーベキューパーティー。忙しい時期ではありましたが、毎年恒例のこの時期のイベントは新人スタッフとのコミュニケーションがとれたり、明日への活力にもなる良い機会だと思っています。           5月21日(日):就活フェスという来年就職を希望する大学生や専門学校生が数百人集合し、各動物病院や企業から就職説明会や面談をした。当院のブースは人気があり、数十名の学生が訪れた。                               5月23日(火)~25日(木):葉山ロータリークラブの親睦旅行で熊本県の黒川温泉の黒川壮という歴史を感じさせるとても趣のあるお宿に泊まり、別府の地獄を回り、阿蘇の高原をドライブし、熊本城などを回ってきた。今回の旅行の幹事は若い会員ですが企画が良かったのでとても楽しい旅行となりました。                                  5月28日(日):第3回グリーフケア院内セミナーになりますが、いつもながらとても勉強になる内容でした。飼い主様からお家での動物の生活環境をよくお聞きして、それを参考に動物がグリーフの状態にならないよう病院スタッフがきめ細かなケアと精神面の気遣いを怠らないようにすることが大切であることなど、気づかされることが多かった。

新堀ギター創立60周年記念祝賀会

新堀芸術学院理事長の新堀寛己さんは当院の患者さんだったワンちゃんの飼い主様です。当院の創立60周年の祝賀会に新堀ギターのDANROKというギターグループ奏者をお願いしましたところ、新堀先生ご自身もご出席いただき、大変お世話になりました。その後も葉山ロータリークラブの忘年会にもDANROKをお呼びし、新堀先生ご自身も横浜ロータリークラブに所属しておられる関係で、その日の忘年会にもご出席いただいたり、以前からとてもお世話になっておりましたので、是非とも出席したく参加させていただきました。先生は心の糧になる良い音楽をすべての人々へ広め、「愛を育むメソード=新堀メソード」により、「共鳴し合う感動」を体感していただく。そしてフルハーモニーのメソード・サウンドにより左右の脳を健康的なバランスづくり=幸福体感づくりや生きがいづくりに貢献し、さらに社会貢献が生まれることが未来の夢と語っています。とても素晴らしい祝賀会でした。本当におめでとうございます。

日米協会創立100周年記念式典・レセプション

日米協会創立100周年記念式典・レセプションが帝国ホテル東京/孔雀の間で開催され、約500人の参加者があった。天皇皇后両陛下のご臨席の下、藤崎日米協会会長の開会の挨拶に始まり、安倍晋三内閣総理大臣の祝辞、ジェイソン・ハイランド駐日米国臨時代理大使、さらに全米日米協会連合会ピーター・ケリー理事長の祝辞があった。その後「日米協会100年の歩み」の上映があり、初代会長の金子堅太郎とルーズベルトの関係の説明から、その後太平洋戦争で一時休会となり、さらに戦後に復活して現在に至るまでの歴史を語っている。そのあとは日米の若手会員のスピーチと閉会の言葉を藤崎会長から頂いて終了となった。またさらに隣のホールに移動してレセプションが開催され、天皇皇后両陛下もお越しになりました。岸田外務大臣の乾杯に始まり、両陛下と56人の方々のご挨拶が終わり、ご退場される途中で協会の理事の方が家内を紹介していただきましたところ、両陛下とかなり長くお話ができました。陛下からは「金子さん(金子堅太郎)からは(当時)色々なものを頂戴しました。ありがとうございました」とお礼の言葉を頂きました。また葉山御用邸にいらした時にプライベートでお付き合いされていた方が家内のお友達で親しくお付き合いをしていたこと等をお伝えしましたら、そちらの息子さんのお名前を出され、「○○さんお元気ですか?」と皇后陛下から聞かれ、家内が「はいお元気でおられます」と答えていた。かなり以前のことなのだそうですがしっかり覚えておられたご様子で、家内も感激しておりました。印象としてお二人ともとてもお優しい方なのだという事を改めて実感した次第です。そのあとは日米協会名誉会長、駐日米国臨時代理大使、外務事務次官、全米日米協会連合会理事長、日米協会会長らの鏡開き、そして記念演奏が東儀秀樹さんの演奏に続き、セント・メリーズインターナショナルスクール合唱団、海上自衛隊東京音楽隊の演奏の最後は「ふるさと」で締めくくられ、とても素晴らしいレセプションだった。すべてメディアでも紹介され、NHKはじめ、日テレ、TBS、その他にも紹介された。                                  皇室参加の場合、セキュリティーの関係で一切写真撮影禁止になっていましたので、最低限のものしかありませんが、                                      下の写真は ①式典とレセプションの式次第 ②式典の始まる前の藤崎会長を囲んでの記念撮影 ③鏡開きの様子 ④東儀さんの演奏 ⑤100周年記念誌に掲載された初代会長金子堅太郎と堅太郎の孫にあたる家内のインタビューの1ページ

 

盛り上がった歓送迎会

先日、中華料理の「海狼」さんでスタッフの卒業生と新入生の歓送迎会を開催した。元々オーナーの山本さんはネコさんを飼っておられて、当院の患者さんだったこともあり、時々利用させていただいております。今回も素晴らしいサービスをしていただき、大変おいしくいただきました、ありがとうございました。今回は今までになく盛り上がり、お酒もかなりすすんでしまい2次会以降のことはここでは伏せておきたいと思います。ともあれ生涯忘れられない楽しいパーティーだったことだけは確かでしょう。卒業生はそれぞれ新しいところで活躍されるでしょうし、新人さんはこれから慣れない環境の中で頑張ってくれると思いますが、早く実力ある臨床家になれるよう、我々も手助けをしていくつもりです。(下の写真は「海狼」さんでの集合写真です)

とても大切なグリーフケアセミナー

26日(日)の午後第2回目のグリーフケアのスタッフセミナーを開催した。今回のセミナーで印象的だった内容は、いつでも私たちは医療者と飼い主さんの関係だけではなく、ペットも常に関わっていることを忘れてはならないという事です。つまり医療者の表情や行動がペットの心理に大きく影響するので、必要以上の恐怖感を与えないよう注意し、ペットの表情や行動が落ち着いていて安全に治療を受けられると、飼い主の方も安心して信頼してくれることになるので、ペットを中心に考えたコミュニケーションをとることが大切だという事なのです。                               ペットは人と人の間で送られているメッセージが言語ではなく、100%表情や声のトーンでペットに伝わっており、それがメッセージになっているのです。         何となくわかるような気がしませんか?                      私たちはこのことを理解して、動物や飼い主の皆さんに、より優しく丁寧に接して、言葉ではない純粋な愛情や思いやりをメッセージしていけるよう努力していきたいと思っております。

(上の写真)右端が講師の阿部美奈子先生                    (下の写真)左端が講師の阿部美奈子先生

 

 

 

GPUA(ジーピュアGift Project for Unhappy Animal)の説明会

22日(水)の夜、私の所属している葉山ロータリークラブ(場所:葉山マリーナ)でGPUA(ジーピュア)の説明会をしてきました。愛のギフトプロジェクトGPUA(ジーピュア)は不幸な動物達のためのギフトプロジェクトです。登録上は(一般社団法人)動物医療助成基金としています。                           主な活動は3つあります。                           ①高齢者のペット飼育を可能にするための活動                  高齢で健康上あるいは生活環境の変化等により飼育困難になった方や経済的理由で良質な医療を受けさせることが 心配な方への各種支援                  ②絶滅危惧種の動物を守る研究活動を支援                    野生動物の保護活動やそれに関連する動物園への支援               ③身近な動物医療に対する助成                         ・飼い主のいない犬猫や身近な野生動物に対するボランティア医療活動の支援     悪質ブリーダーによって生まれてきた障害をもった動物たちを助けるための支援   ペットの治療を受けたくても経済的に難しい方達への医療支援          災害時の医薬品・物資の供給や医療支援                    このような内容を具体的にご説明させていただきましたが、終了後、ペット信託にご興味のある方かいらしたり、お医者様から素晴らしい活動をされていますね、動物の方がよっぽど大切にされていますね。といったご意見もいただきました。早速、多くの方々からご寄付をいただき本当にありがとうございました。

ご興味のある方は是非当法人のホームページをご覧ください。 GPUA で検索していただければすぐに検索できます。

下は例会場のスナップ写真です。

 

グリーフケアの院内セミナー

2月19日(日)13:30~16:00院内セミナーを実施。今回はマレーシアにお住まいで、定期的に来日して日本全国の多くの動物病院に講演にいらっしゃる阿部美奈子先生にグリーフケアのセミナーをお願いした。日本国内でこの先生以外にグリーフケアについてこれだけ詳しく実践的な内容のセミナーをされる先生はいらっしゃらないと思います。ちなみに阿部先生は私の母校の麻布大学の後輩ですので、大学内の諸々の懐かしい頃のことや大学の将来のことなどのお話ができました。またお子様が海外留学をされているという事で、私の娘たちの留学経験などもお話できて、すぐに打ち解けてお話ができました。                                      今回は初日でしたので基本的なところから教わりました。グリーフケアと聞くと、まず第一印象としてペットロスに対する対処法というイメージが強いのですが、動物医療のグリーフケアは、まず飼い主様の生前からのグリーフケアが大切であること。そして動物達のグリーフケアが病院の診療にはとても大切であることを教わりました。しかしお話を聞いてみると自分が今まで自然にやってきたことがかなりあったので、改めてそれがグリーフケアだったのだという事が分かり、とてもすっきりした感じがしましたし、先生から更に多くの事例について勉強し、問題を抱えたすべての動物と飼い主様に病院が癒しになり、楽な気持ちで、満足して帰いただけるよう努力したいと思いました。                                    下の写真は講義終了後のスナップ写真です。左から5番目が講師の阿部美奈子先生です。