一般診療
診療対象動物
犬・猫がメインですが、ウサギ・ハムスター・モルモット・リスなどのげっ歯類やフェレットや小鳥・カメやトカゲなどの爬虫類なども専任の担当獣医師が診療しております。(エキゾチックアニマルの一部は他の専門医をご紹介する場合があります)
診療科のご案内
その他
循環器科・腎臓科

心臓病と腎臓病は、動物の三大死因の一つであり、一度悪化すると完治が難しいため、早期発見と進行の抑制が非常に重要です。当院では、日本獣医循環器学会認定医である院長を中心に、循環器・腎臓疾患の専門診療に力を入れています。
初期では症状が出にくいこれらの病気に対し、聴診、レントゲン、心電図、超音波検査などを組み合わせた正確な診断を実施します。症状や進行度に応じた内科療法(投薬、療法食など)を通じて、動物たちが長く元気に生活できるQOLの維持・向上を目指します。「咳が出る」「息切れする」「水をよく飲む」など、気になる症状があれば、進行する前にご相談ください。
皮膚科・耳科

当院で診療件数が最も多いのが皮膚科です。皮膚病の診療が無い日が無いと言うように毎日診療しています。『皮膚病』は様々な原因でおこり、細菌/真菌の感染、ノミやダニなど外部寄生虫の感染、アトピー/アレルギーなど自己免疫疾患、精神的な要因、内分泌疾患、腫瘍によるものなど多岐にわたり、また慢性経過でこれらの原因が複雑に絡んで、もともとの原因が分かりにくくなっている場合などがあります。当院の皮膚科診療では皮膚病の原因を探り、適切な治療を行うと同時に、日常のケアに関しても相談する事ができます。薬用シャンプーでの薬浴、マイクロバブルも行う事ができます。
耳のトラブルも毎日診療する病気の一つです。実は耳の中も皮膚の一部で、そこに起こるトラブルも皮膚同様に様々な原因によるものです。そこで、トラブルを起こしている原因に対する治療を行います。
腫瘍科

悪性腫瘍(がん)がどのような種類のものなのか、正確に診断をし、飼い主様とご一緒に最善の治療方法を考えてまいります。また、私どもは常に‘根治治療’つまり完全に腫瘍を取り除くことを目標に治療をしてまいりますが、残念ながら腫瘍の性質や進行状況によっては、治すことのできない状況であることもあります。そのような場合であっても、動物達が最期まで痛みや苦しみから少しでも改善できるような治療法を飼い主様とご一緒にご相談してまいります。
歯科

3歳齢以上の犬や猫の約80%が歯周病にかかっているといわれています。これを放置していると、歯が抜けてしまったり、あごの骨が溶けてしまったり、さらには細菌が身体に回り全身性の疾患を引き起こすこともあります。
当院では、超音波スケーラーを用いて口臭や歯周病の原因となる歯垢・歯石の除去を行っております。その後に歯面を研磨し、術後の歯石の再形成を予防しています。歯の状態に応じて、歯科用レントゲン装置を用いて撮影を行い、歯と歯周組織の詳細な評価を行い、必要な処置を行っていきます。
また、歯科治療において家庭での管理は非常に重要です。デンタルケアグッズも多数取り揃えておりますので、お気軽にお問い合わせください。
整形外科

動物の歩行の乱れ、痛み、関節の違和感は、生活の質(QOL)を大きく低下させます。当院の整形外科では、椎間板ヘルニア、骨折、股関節・膝関節疾患、靭帯の損傷など、運動器に関する幅広い外科・内科疾患に対応しています。
特に豊富な経験を持つ専門医による診察が強みです。高齢動物や重症例に対しても、体への負担を最小限に抑えた治療法を選択し、迅速な回復と再発防止を目指します。
動物が長く元気に歩き続けられるよう、まずはお気軽にご相談ください。
エキゾチックアニマルの診療

当院ではエキゾチックアニマル専属の医師が在籍しています。
ウサギ、フェレット、小鳥、ハムスターから爬虫類まで、それぞれの生態や習性に合わせた専門的な診療が可能です。
未解明な部分も多いこの分野においても、一つの命として犬・猫と同レベルの検査・治療を行うことを基本としています。それぞれの動物の特性に合わせた最大限のアプローチで診療にあたりますので、小さなご家族の健康管理も私たちにお任せください。
東洋獣医学と自然療法

東洋獣医学と自然療法を組み合わせた「統合医療」により、西洋医学では治療が難しい難治性疾患、慢性疾患、老齢疾患、ターミナルケアの動物のQOL向上を目指します。具体的には、伝統中医学に基づいた漢方薬(中草薬)による治療や、椎間板ヘルニアや関節炎の消炎鎮痛にも効果的な鍼灸療法を実施。その他、ホモトキシコロジー(自然療法)、オゾン療法なども導入しており、単独または西洋医学との併用で治療効果を高めます。これらの「優しい代替療法」を通じて、動物たちがより良い状態で日々を過ごせるようサポートします。
呼吸器科

クシャミ・鼻水、鼻血、いびき、咳、呼吸困難など呼吸器に関する問題は動物の『生活の質(QOL)』を低下させるものです。動物が気分良く毎日が過ごせるように早く改善させてあげることが大切です。
咳をするようになった、呼吸が早いなどの症状がある場合は、自宅で様子を見るのではなくできるだけ早く病院を受診して下さい。実は重症であることがあるからです。また、来院された際も呼吸状態が悪い場合は受付でお声掛けください。
眼科

眼が赤い、眼が白い、眼やに・涙が多い、眼がしょぼしょぼして開かない、眼が見えていなさそうなどの症状が見られた場合は当院にご相談ください。当院ではあらゆる眼科疾患に対応できるように、検眼鏡、電子眼圧計、スリットランプ、眼底カメラなど充実した設備を整えております。また、眼科手術にも幅広く対応できるように、手術用顕微鏡装置など手術器具も豊富に揃えております。
また、眼科専門病院とも連携していますので、白内障の手術など特殊な疾患に対しては、眼科専門医へのご紹介も行っております。
神経科

脳神経に病気がある場合には、起立不能、ふらつき、けいれん、性格の変化など多様な症状が認められます。神経学的検査を行いどの場所に異常があるのかの局在診断を行います。また、神経系以外の臓器の疾患や栄養素の欠損によって2次的に神経異常を起こしていたり、炎症(感染性/免疫介在性)で神経異常を起こしていることもあります。
脊椎・脊髄疾患の代表的なものとしては椎間板ヘルニアがありますが、ミニチュア・ダックスフントをはじめとした小型犬に非常に多く認められます。抱き上げる際に痛がる、足がうまく使えない、立てない、尿が出ないなど椎間板ヘルニアの発生場所、重症度により症状も様々です。当院では内科治療、外科治療、および鍼灸治療を行っています。
確定診断のために、CT・MRIといった高度画像診断が必要な場合や高度医療が必要な場合、画像診断施設や大学病院をご紹介させて頂きます。
シニア科

葉山どうぶつ病院のシニア科は、高齢の犬・猫に向けた獣医療をご提供し、シニア生活の質(QOL)維持・向上をサポートします。獣医療スタッフによるデイケア(一時預かり)や、認知症、関節炎、口腔内のトラブルなど、シニア特有のお悩みに幅広く対応。また、循環器科、腎臓科、腫瘍科といった各専門担当医による専門性の高い診療や、病気の早期発見のための定期検診も推進しています。麻酔時間の短縮や体内へ糸を残さない手術方式など、高齢動物の負担を軽減した検査や治療を積極的に取り入れ、リハビリを含めたトータルケアを実施しています。
ワクチン・予防
ワンちゃんのワクチン接種
混合ワクチン

子犬・子猫には、6~8週齢で初回ワクチンを行います。
その後2~4週間隔で、16週齢を過ぎるまで接種します。
狂犬病予防接種

ワンちゃんだけでなく、ほぼ全ての哺乳動物が感染する病気です。狂犬病にかかった動物に噛まれることにより感染し、発症すると100%死にいたる恐ろしい伝染病です。ただし、ワクチン接種によって予防が可能なのです。これはヒト以外の哺乳動物でも同様であり、そのため日本では狂犬病予防法によってワンちゃんの登録と生後90日を越えたワンちゃんへの年1回のワクチン接種が義務付けられています。狂犬病の予防注射は狂犬病蔓延を防ぐための飼主様の義務でもあります。
ご自宅に届く狂犬病注射のハガキをご持参ください。
ネコちゃんのワクチン接種

当院では3種及び5種類の病気を予防できるワクチンをお勧めしています。特にお外に出てしまうネコちゃんは感染する病気の数も多くなります。しっかりと予防してあげてください。毎年1回の接種が必要です。
ノミ・マダニ予防

ネコちゃんにノミ・マダニが寄生すると皮膚炎や病気を引き起こします。 また、ネコちゃんに付いたノミやマダニは飼主様を刺すこともあり、人にも感染する、人と動物の共通感染症を引き起こします。ここ数年で感染が確認されており人の死亡例もあるSFTSなどもその1つです。
またノミが媒介するお腹に寄生する瓜実条虫やマダニが媒介するリケッチアウイルスなどがあります。
ネコちゃんのフィラリア症

フィラリア症はワンちゃんだけの病気と思われがちですが、ネコちゃんにも感染する病気です。 ネコちゃんが感染するとワンちゃんに比べ死亡するリスクが高くなってしまいます。フィラリア症は蚊が媒介して起こる病気ですが100%予防できる病気でもあります。
この地域では4月末から12月の9回の予防が必要です。
避妊去勢手術
将来的に子供を作る予定が無い場合には、将来発生する病気のリスクを軽減することを目的として、早い時期の避妊去勢手術をお勧めしています。それぞれの避妊去勢手術に関しては以下の通りです。
避妊手術(女の子)
生後6ヶ月程度で手術を行います。
初回の発情までに行うことが理想的です。
メリット
① 特有の行動の減少
発情時特有の神経質な状態や鳴き声の減少、出血がなくなります。
② 病気の予防(乳腺腫瘍・子宮蓄膿症)
早期に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの病気を高い確率で防ぐことが可能です。
去勢手術(男の子)
生後6ヶ月程度で手術を行います。
性成熟がくる時期やマーキングを始める時期が生後6ヶ月以降と言われているためです。
メリット
① 縄張り意識の減少
マーキングやマウンティング、攻撃性の減少が期待できます。
② 病気の予防(精巣腫瘍・前立腺肥大)
特に前立腺肥大症は、去勢していないワンちゃんが7歳以降に多い病気です。
避妊去勢手術で生じるデメリットについて
エネルギー代謝が落ち太り易くなります。
- 手術前に比べ、20~30%もエネルギー代謝が落ちるといわれています。
- 食事や運動といった管理で体重を維持することが必要になります。
手術について
当院では以下の5つを大切に、動物たちのために手術を行っています。
お気軽にご相談ください
1実績に基づいた手術を

当院では、整形外科、軟部外科、神経疾患、一部循環器系の手術・胸腔外科・眼科手術・口腔外科・形成外科・皮膚移植手術など年間1200頭以上の手術・処置を実施している実績があります。
2動物に「痛み」の少ない方法を

痛みを感じている動物はストレス下にあり、あまり食事をしないことによりエネルギー消費量が利用可能なエネルギーを上回ります。つまり、痛みを無くしてあげることで、傷や病気の回復が早くなるのです。 当院では15年以上前から手術前と手術中、術後に鎮痛剤を投与することで、「痛みのコントロール」を行っております。
3動物に「負担」の少ない方法を

1. 血管シーリングシステムやアルゴンプラズマ凝固装置付高周波電気メスの使用
避妊去勢手術や去勢手術はもちろん、血管の多い臓器や腫瘍の切除の手術時間が通常の半分の時間で終わるため、麻酔時間が半減することで、麻酔リスクが激減します。さらに近年増加している縫合糸の結紮で起こる縫合糸反応性炎症もおこりません。
2. 腹腔鏡による手術
手術創がわずか1cmほどの傷で済むため、動物の術後の回復力が断然違ってきます。
現在は主に腹腔臓器のバイオプシーや空腸チューブ装着時等に使用していますが、順次色々な手術に応用していく予定です。
4安心の術前検査を

当院では安心して麻酔や手術を受けていただくために、必ず術前検査を行っております。血液検査・レントゲン検査・エコー検査を基本として、年齢に応じた検査内容を追加して行います。術前検査の実施により、麻酔や手術中の急変や、術後の経過不良などを起こすことを事前に察知することができ、より安全な手術が実施出来ます。
5清潔で安全な環境づくりを

手術室はもちろん、全室を清潔で安全な環境作りのために、消毒・滅菌などの院内感染予防を徹底しています。当院では院内全室をAP水(刺激のほとんどない中性塩素系消毒液)や高圧スチーム消毒、さらに年2回の専門業者による院内完全消毒・殺菌処置を行っています。
手術の流れ
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Step01
術前検査(異常のないことを確認)
静脈留置針の留置・静脈点滴開始
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Step02
鎮痛剤・抗生物質投与
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Step03
麻酔前投薬(鎮痛剤)及び導入麻酔
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Step04
手術開始
手術部位の毛刈り・消毒
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Step05
手術終了
麻酔の覚醒、気管チューブ除去
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Step06
術後監視・保温・点滴の継続
輸血ドナー登録のお願い
動物も人と同様に、輸血が必要となる時があり、輸血さえ出来れば救える命があります。
しかし、日本には人のように、動物医療において広域で利用ができる輸血システムがないのが現状です。
そのため、当院では当院内の犬・猫がドナーとしての役割を担っていました。
ですが、症例数の増加に伴い、自院内だけでは十分な血液を確保できないのが現状です。
病気や急な手術の際に、すぐに対応できるように輸血ドナーのご協力をお願いしております。
1頭でも多くの命を守るために皆さまのご協力をお願い致します。
輸血ドナー登録の条件
- 当院の患者様およびその紹介者様の動物
- 輸血が必要になった際に当院へご来院いただける方(例外として送り迎えをする場合あり)
スクロールできます
| ワンちゃん | ネコちゃん | |
|---|---|---|
| 年齢 | 中年以下 | 中年以下 |
| 体重 | できれば15kg以上 | 4kg以上 |
| 予防 | 毎年の 1) 狂犬病予防接種 2) 混合ワクチン接種 3) フィラリア予防 |
毎年の 1) 混合ワクチン接種 |
| その他 | 1) 妊娠・出産歴が無い 2) 採血時におとなしくしていただける子 |
1) 妊娠・出産歴が無い 2) 完全室内飼育(原則として) 3) 猫免疫不全ウイルス(FIV)および 猫白血病ウイルス(FeLV)が陰性 4) 採血時におとなしくしていただける子 |
輸血ドナー登録時の検査
- 血液検査
- 一般身体検査
- 血液型検査
※ワンちゃんの場合はフィラリア症検査
※ネコちゃんの場合はウイルスチェック
献血までの流れ
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STEP1
ドナー登録の旨をお申し出ください。
病院にご来院いただき、検査を受けていただいた後にドナー登録をします。 -
STEP2
輸血が必要になった際に病院より電話で連絡をさせていただきます。
(緊急の際は夜間の場合もありますのでご了承ください) -
STEP3
ご来院後、しっかりした健康診断と血液検査をさせていただきます。
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STEP4
3)の検査で特に問題がなければ、採血をさせていただきます。
※ 採血は基本的にお首から行います。
※ ワンちゃんは基本的に無麻酔で行いますが、ネコちゃんは、場合によって鎮静をさせていただくこともあります。
※ また、採血時に毛刈りをさせていただく場合もございます。
併せてご了承ください。 -
STEP5
採血後は、念のため点滴を少しさせていただくことがあります、特に問題がなければそのままご帰宅していただけます。







