犬の胃拡張胃捻転症候群

   上の左2枚の写真は胃拡張胃捻転症候群で救急来院したゴールデンレトリバーのレントゲン写真です。胃の位置が180度以上回転して、膨満しています。進行例の主な症状は起立不能、虚脱状態、呼吸速迫、腹囲膨満などです。治療は術前検査をしてから、食道チューブまたは穿刺により、胃の減圧をし、緊急手術により、胃の整復および胃の腹壁固定術を実施します。右の写真は腹壁に胃壁の一部を固定したところをお見せしています。下の2枚の写真は軽度の胃捻転を起こしている犬のレントゲン写真です。胃体部(胃の広い部分)と幽門部(出口側)の位置が逆転し、90度以上の捻転があります。この時点では元気消失、嘔吐、食欲不振程度ですが、この後食事をすると何時捻転が進行し、胃拡張を起こしてくるか分かりません。この場合の予防法はやはり胃の固定術しかありません。        
          

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