異物の迷入(竹串)による膿瘍

夜中に高齢のウェルシュコーギー焼き鳥の竹串を飲んだかもしれないと、動物夜間救急病院に行ってレントゲンと内視鏡検査をしてもらったが、上部消化管には何も見当たらなかった。しかも、自宅に竹串が有ったようだという報告があった。しかしその後も状態が悪く、元気食欲無し、40℃の発熱、CBCで好中球増多があり、点滴と抗生剤の投与で体温は微熱にはなったが、食欲は戻らなかった。6日後肩の皮膚の色が変色し、壊死した部分が穿孔して、何と中から血膿と一緒に竹串が出てきた。数日前のレントゲン写真を見ると、気管や食道の背側にたくさんのガス像が存在していた。つまりそこに細菌感染があったことになる。治療後の写真はそのガス像は消失している。

 

 

 

コメントは停止中です。