病院が大好きだったモモちゃん

モモちゃん15歳のシーズーが亡くなった。昨年7月に散歩から帰ってきた時にパタッと倒れたと言う症状で来院。その時の検査で肝臓の腫瘍が見つかり、肝臓系の酵素が全てとんでもない高値だった。さらにX線検査で肝臓腫大が分かり、超音波検査では肝臓内側と外側の左葉にかけて4cm大の腫瘤が見つかった。肝臓の腫瘍である。高齢である為、腫瘍の確定診断する為のバイオプシー検査等はしないで、内科的な対症療法を飼い主が望まれたので、内服薬や自然療法などで治療していた。11月頃から次第に食欲が低下し、瘦せてきてはいたが、割に元気に生活していた。ただ今年に入ってからは次第に体力が落ちて軟便がでたりもしてきた。25日に夜中から嘔吐が多くなり、輸液や吐き気止めを注射したが、その2日後、自宅で家族のいる時に、安らかに息をひきとった。モモちゃんは病院が大好きで、いつも来院すると受付のカウンターに乗ってまず受付でご挨拶をし、そのあとスタッフみんなに話しかけてもらったり、撫でてもらったりしてから満足して帰って行った。また季節ごとにその季節のコスプレを着て病院を訪れ、記念写真を撮って帰っていきました。まるでモデル犬のようにカメラ慣れしており、スタッフや私も可愛いモモちゃんとナナちゃんの写真を撮らせてもらっていました。

モモちゃんお疲れ様でした。

亡くなった後飼い主の方からモモちゃんの来院した時の心温まる写真集をいただきましたので、公開させて頂きます。