村上昭弘獣医師、日本獣医内科学アカデミー学術大会に学会発表

日本の獣医学会の中では最も多くの内科系学会(35団体)が終結した大会で、パシフィコ横浜にて行われた17日(土)の症例検討・研究発表に当院の村上昭弘獣医師が発表した。タイトルは「前頭洞内アスペルギルス症に対して外科切除及び抗真菌薬の経口投与を行なった犬の1例」。  犬のアスペルギルス症そのものが大変珍しく、しかも鼻腔ではなく前頭洞のみに感染を起こしていたという確定診断に苦慮した貴重な症例だった。

第22回飼い主様セミナー報告(院長)

2月12日(月・祝)2時より、逗子文化プラザ市民交流センター2階にて飼い主様向けセミナーが開催された。講師は人の漢方薬では30年以上の歴史があるイスクラ産業の浅野優作様で、「中医学を知って動物の不調を知ろう」と題しての講演だった。とても分かりやすいご説明で、初めにプチわんにゃんドックでご自分のペットの体質を知ることからはじまり、家庭での五感を応用した動物の中医学的な見方とそれぞれの体質に対する治療の考え方など、中医学の基礎的な概念を勉強できたのではないかと思います。質疑応答もとても活気ある内容でとても参考になったのではないかと思います。終わりに体を温める効果のあるジビエと胃腸に良い漢方薬を使ったジャーキーをお土産に持ち帰っていただきました。

第21回飼い主様向けセミナー「知っておきたい皮膚トラブルとご家庭でできるケア」報告

1月28日(日)逗子文化プラザ市民交流センターにて、当院皮膚科専門獣医師(Vet Derm Tokyo所属)で日本獣医皮膚科学会認定医の江角真梨子先生に講演して頂いた。22名の参加者があり、約1時間半の講演と質疑応答があった。今回は皮膚ケアに必要な基本的な皮膚の構造のお話やアレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎についてなど、目玉はワンちゃんの最新のシャンプーの仕方や体質にあったシャンプー剤や保湿剤のお話だった。出席の皆さんはいつもとても熱心にセミナーを受講され、質疑応答の時間もご自分のペットの気になる疑問を質問される方がほとんどで、講師の分かりやすい説明がとても好評でした。毎回お茶とお菓子をいただきながらの、和やかな中での講義です。今回は私の友人のご厚意でイムダイン㈱のご協力により、コラーゲン・ビオチンドリンク「ナトロボーテ・ジュール」をお土産にお持ち帰りいただきました。

JAHA国際セミナー「インターベンショナル・ラジオロジー」に出席(院長)

1月23日から3日間、JAHA国際セミナー「インターベンショナル・ラジオロジー」が開催され、それに出席してきた。下部尿路(ステント設置術や尿路バイパス術)や気管ステント術、鼻咽頭ステント設置術、消化管ステント設置術、門脈体循環シャント治療、動静脈瘻・動静脈奇形の血管内手技等の各種インターベンション手技について、器具の説明から使用方法やコツ・注意点などを動画を交えての講義だった。実際に当院で実施しているものもあったが、今後実施してみたい手技もいくつかあり、とても興味深い内容だった。

ラスベガスで整形外科実習セミナーに参加(整形外科専任獣医師:長澤百代)

明けましておめでとうございます。整形外科の長澤です。 年末にラスベガスで行われた整形外科実習セミナーに参加しました。朝から夕方まで3日間のハードスケジュールでしたが、骨折や関節の手術などを学んできました。今後もスキル向上のため努力したいと思います。          (修了証を手に講師と記念写真)

 

 

 帰国日は夜のフライトだったので、昼間は少し足を伸ばしてパワースポットで有名なセドナに行って来ました。美しい景色を見て、パワーもチャージできたような気がします。

JAHA国際セミナー「脳神経外科の真髄」に出席(院長)

色々なスケジュールが重なたため、12月12日と17日・18日と東京・大阪に分けてセミナーを受講してきた。今回はアメリカのコーネル大学助教で神経病学の世界的に有名なDr.Curtis Deweyの3日間の講義だった。1日目と2日目は頭頚部及び胸腰部の先天性疾患と脊椎不安定症、3日目は中枢神経系の炎症性疾患と腫瘍性疾患についてであったが、これからアメリカ国内で先生の執筆した「Kanine and Feline Neurology」という専門書が来年出版となるが、その中に書かれているかなり新しい所見や治療法などが紹介され、とても勉強になった。

今年の忘年会は動物看護師の阿部さんの送迎会兼クリスマス会

今回は毎年恒例のクリスマス会と忘年会に加えて阿部さんの送迎会も兼ねてのパティ―でした。安先生のコーディネートで行われたプレゼント交換会は初めに好きなスティック型のキャンディーを選び、そこにに書かれたナンバーと同じ人からの交換という事でした。それぞれ個性があるプレゼントなので、感動する人もいれば笑ってしまう人もいて盛り上がったひと時でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日阿部さんの最終勤務が終わった日のスナップです。当日は他のスタッフがプチケーキのプレゼントと仲の良かった看護師の山口さんが作成した立派なフォトアルバムを渡して、お別れをしました。

 

第20回飼い主様向けセミナー終了(和田)

11月26日(日)、当院院長から葉山どうぶつ病院の「統合医療と専門診療について」の講演があった。いつも休日にも拘らず沢山の方に出席していただけるので、スタッフともども大変うれしく思っています。「いつも大変ためになるので毎回出ています」という方もおられますし、ある方は「専門診療がどのようにして受けられるかとか、その内容なども聞きたかったので、」とおっしゃっていた。またNPO法人のGPUAのご寄付もご協力いただき、本当にありがとうございました。今回本年度最後のセミナーでしたが、次年度は1月28日(日)14:00~皮膚科専門医の江角先生による「皮膚のケア(仮題)」を予定しています。ご期待ください。下の写真は今回の院長講演のスナップ写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉山中学校2年生の職業体験(院長)

11月9日・10日の2日間葉山中学校の2人の2年生(女性)が職業体験に来た。2人共、動物病院の仕事を見るのは初めてだそうだ。診察室で診療中のところを見学してもらったり、掃除や洗濯、片付けなどをやってもらったり、手術も去勢手術などの簡単な手術を見学してもらった。全身麻酔下での歯科治療も見て頂いたが、担任の先生の方が興味があったらしく、よく観察していただいたようです。下は2人の中学生の手術室でのスナップです。

葉山中学校で職業インタビューに答える(院長)

16日9:50から10:50の約一時間、中学1年生対象に職業インタビューが開催された。私の教室には動物病院に興味のある学生のみが約30人集まっていた。司会進行の係と質問者、歓迎の挨拶とお礼の言葉を言う生徒がそれぞれ担当者して行った。5つの質問に1つづつ答える形だったが、印象に残る質問が1つあった。「もし魔法が使えるとしたら、動物の気持ちが分かるのと、病名が分かるのではどっちの能力がいいですか?」というものだ。すぐに答えました。「私は病名が分かる方が良いと思います。何故かと言うと、私は動物の気持ちが分かるからです。その動物が何を思っていて、何を望んでいるか、あるいは何をしたいかといったことが、長い間動物と生活を共にしていると分かるものなのです。そして病気の動物の目つきや顔つき、耳やひげの位置、体位や尾の状態など経験を積むことで、機嫌が良いのか、気分が悪いのか、痛みがあるのかなども分かるようになります。魔法で病名が分かると余計な動物にとってストレスになるような検査をしなくて済むので、とても良いことですよね。」といった具合に回答いたしました。最後に担当の先生がご挨拶して終了になった。