月別アーカイブ: 2013年6月

フラットコーテッド・レトリーバーの皮膚腫瘤

フラットコーテッド・レトリーバーの大き目の皮膚の腫瘤が足の裏と耳に存在(下の写真の上と中段)。ここ1週間以内で急に増大してきた。通常この手の腫瘤は特にこの犬種では悪性のものが多いが、切除バイオプシーをした結果、どちらも好 … 続きを読む

尿道結石による尿閉

高齢のビション・フリーゼが踏ん張って便が出ないようだということで来院。血液検査とX腺検査で、尿道に10個以上の結石が詰っており、これが原因で排便ではなく、排尿ができない状態だった。下のX腺写真でペニスのOS.PENISと … 続きを読む

野鳥・ムクドリの保護

ムクドリが落鳥しているのを発見した方が保護して、当院に持ち込まれた。両足が麻痺しており、明らかな神経症状があった。排泄物も黒っぽい色をしており、消化管の出血を示唆していた。当院のエキゾチックを専門に診ている大竹先生は鉛中 … 続きを読む

チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)の治療

 瞬膜の内側にある線組織の炎症が原因で大きくなると、さくらんぼの様に赤く外側に飛び出してくるものをチェリーアイと呼びます。チェリーアイになった犬は、目を気にして前足でこすったり、まぶしそうに目を細めたり、まばたきの回数が … 続きを読む

エゾジカの骨の胃内異物

6歳のワンちゃんが嘔吐、食欲なしの主訴で来院、幕張メッセのペット博のブースで買ってきたエゾジカの軟骨として売られていたものを購入し、それを与えたという。X線検査にて胃内に骨の一部と思われるものが存在していた(下の写真)  … 続きを読む