月別アーカイブ: 6月 2014

ゴールデンレトリーバーの中指骨の骨折整復手術

1歳令のゴールデンレトリーバーの前肢第4と第5中指骨の骨折を、ピンニングにより修復した(写真右が修復前、肥大の写真が整復後)軽めのギブスによる補強も実施し順調に治癒してきている。

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8ヶ月齢のバーニーズマウンテンドッグの脛骨骨折の整復手術

庭に放して遊んでいて帰ってきたら、右後肢を跛行していたという稟告。X線検査にて、右の脛骨の大きな斜骨折があることが分かった。手術法はシンセスのロッキングプレートによる内固定法で行った。脛骨前面と側面に2枚のロッキングプレートを使用した。腓骨が骨折していなかった為、この骨がさらに支えてくれるので、これで充分な固定になった。写真①と③は術前のレントゲン写真、写真②と④は整復後のレントゲン写真。年齢が若いため1ヶ月でほぼ完治となるでしょう。 写真①        写真② 写真③        写真④

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小腸内異物による閉塞と腸管破裂による腹膜炎を併発した犬

5歳の雑種犬が2~3日前から食欲不振、嘔吐が見られ、昨日から元気消失、飲水後にも嘔吐があるということで、来院した。血液検査では好中球の増多がみられ、ALPの上昇もあったが、その他の血液化学検査では異常がなかった。腹部単純X線写真では特に異常ガス像が見られなかったため、バリウム造影検査を実施した。下の写真は4時間後だが造影剤内服30分後から空腸の途中(円で示した部分)からバリウムが流れていない。また楕円で示した箇所には造影欠損を常に示していた。そこで何らかの空腸の閉塞を疑い、手術を実施したところ、開腹時(写真②)に腹腔内に血様の液体が貯留していることが判明。空腸を体外に露出させたところ(写真③・④)空腸遠位に異物が存在していた。また空腸の20cmほどの長さの色が黒っぽく変色しており、一部腸管が壊死しているところから腸内容物が漏出していた。そのため変色している部分を全て切除し、端端吻合をした。切除した空腸が写真⑤、取り出した異物が写真⑥。また別の空腸にもう1つ異物が触知されたため、切開摘出した。(写真⑦)手術が終わった時点の全体写真が写真⑧。術後は食事療法等により順調に経過、5日後には無事に退院となった。 写真① 写真② 写真③ 写真④ 写真⑤ 写真⑥ 写真⑦ 写真⑧      

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猫の汗腺癌

14歳の猫の上腹部の皮膚の傷が数ヶ月も治らないという主訴で来院した。他院にて抗生物質や塗り薬を使っても治らず、最近少し広がって盛り上がってきていた(写真①)。当院で細胞診をしたところ、核と細胞質の比が大きく、細胞の大小不同があり、上皮系のかなり悪性度の高い腫瘍であったため、早期に手術となった。出来るだけの拡大手術をすることにした(写真②③)。病理組織検査の結果は、汗腺癌とソケイリンパ節の転移。既にリンパ節転移があったということは、肺やその他の臓器への転移もあり得るので、定期的検査などが必要だ。 写真①術前 写真②切除組織 写真③術後    

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