ゴールデンレトリーバーの異所性尿管による尿失禁

7ヶ月齢の雌のラブラドールレトリーバーが仔犬の時から尿を漏らしていたということで精密検査をご希望された。そのためルーチンの血液検査と尿検査および血管造影剤によるX線造影検査を実施した。血液検査結果はほとんど異常が無かった。尿検査ではやや潜血反応があったくらいで、そのほかは異常が無かった。X線検査による尿路造影を見てみると右側の尿管は膀胱三角部に開口しているが、左側の尿管は膀胱壁と平行に走行し、尿道の中間の辺りまで並行しているのが分かった。つまり左側の異所性尿管があったため、腎臓から出ている尿管が膀胱を素通りし尿道に開口し、常に尿を漏らす結果になっていた。この後は大学病院の泌尿器外科の専門医に尿管を膀胱に置換する手術をしてもらうことになる。

 

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