月別アーカイブ: 2017年11月

ゴールデンレトリーバーの下顎の悪性神経鞘腫

 中年のゴールデンレトリーバーの頚部が腫れてきたという主訴で来院された。元気や食欲はあり、他の症状は何もなく、血液検査上も大きな異常はなかった。腫瘤の針生検(ニードルバイオプシー)をした結果、非上皮系の悪性腫瘍であること … 続きを読む

フェレットの異物による腸閉塞

若いフェレットが食欲廃絶、嘔吐、元気消失で来院、触診で何か小腸に触れる異物らしいものが物が存在するが、X線検査とエコー検査で確定診断は下せなかったが、静脈輸液による点滴で治療後、手術に踏み切った。開腹により空腸付近に異物 … 続きを読む

大型犬の胃捻転

中年齢の大型犬が急に立ちっぱなしで動かなくなり、急にお腹が膨れて呼吸が早くなってきた症状で夜間救急動物病院に行かれた。診断は胃捻転。胃ガスを抜く処置をして、輸液等の救急処置をして、翌朝当院に来院。その時点でもほとんど動け … 続きを読む

大型犬の上腕骨遠位の非上皮性悪性腫瘍の治療

8歳の大型犬が外傷による急な右前肢の跛行で来院した。整形外科専門担当獣医師の触診やX線検査等の診断で靱帯損傷の疑いがあったため、非ステロイド性の抗炎症剤の内服をしたが、少し改善したものの跛行は相変わらず存在した。X線検査 … 続きを読む